About Us

Hello!

持続性社会に貢献するため、現代の化学品製造には迅速性に加え、環境調和、低エネルギー、そして安全性が強く求められています。そのためにはこれまでのバッチ型反応装置ではなく、反応効率やエネルギー効率に優れたマイクロ空間を活用したフロー型反応デバイスへの移行が要請されています。

大阪府立大学(現大阪公立大学)では2000年からマイクロリアクターを用いる有機合成の研究を先駆的に展開してきましたが、その成果を広く還元するためフロー化学の研究者と微細加工のエクスパートを中心に2007年に株式会社MiChSを設立しました。MiChS社の歴史は、高度な微細加工技術と独自のデザインにより高いミキシング性能を低い圧力損失で達成したβ型マイクロミキサーの開発(特許取得)から始まりましたが、さまざまなコラボレーションにより、気液反応に有用な一体型マスフローコントローラーシステム、プロスペックの自動条件検索型マイクロ反応システム、チャンネルのメンテを可能とした独自の光フロー反応装置L-1とその発展形である気液反応用の光フロー反応装置LX-1とこれに組み合わせた最適な強力なLED光源を開発してきました。さらに、最近では極微量有機合成に用いることができるドロップレット発生•反応装置の開発にも成功しています。2016年よりMiChS社ではフロー化学製造を目指した研究開発体制を充実させ各種のフロー化学プラントの設計と開発を中心とした事業展開に注力しています。2023年6月に尼崎リサーチ・インキュベーション内に設立しましたMiChSスマート化学研究所ではフロー反応技術を駆使した安全でローコストな化学製造のためのパイロットプラントによる本格フロー製造の検証とドロップレットによる微細空間反応など革新的といえるスマート反応技術の開発を行なっています。このようにMiChS社では「革新的合成反応」と「革新的反応技術」による問題解決と創造への挑戦をかかげております。よりいっそうのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

Company
Policy

バッチからコンパクトフローへ

今世紀の化学品製造においては、革新的反応とともに廃棄物とエネルギー消費の削減、再生可能資源を利用するインテリジェントな新技術の集積が求められます。加えてAIや自動化技術は流れを加速する力強いツールとなることでしょう。MiChSはコンパクトな連続フロー製造が切り開く可能性に果敢に挑戦していきます。

高性能マイクロミキサーから
光フローリアクターの開発へ

MiChSでは独自の流路設計によるマイクロミキサーによる高速混合技術、光フロー反応技術、連続ドロップレットフロー反応技術、フロー瞬間後処理技術に加え、IRやNMRによるフロー反応のインライン追跡技術の開発も行っています。オリジナルな発想による製品開発を行なった結果、2013年には大阪府知財顕彰事業の準グランプリ企業に選定されています。

コンパクト•フロー化学プラント
開発事業

本格的なフロー化学製造プラントを視野に入れた新事業を積極的に展開しています。多彩な化学反応を扱うがゆえに有機合成化学でのブレークスルーと最先端フローシステムの構築を両輪とする相乗戦略により、独自のプラントデザインと実験検証を精力的に行っています。

Why Us

バッチ製造プロセスの
フローへの
転換をサポート

フロー合成製造
プラントの
設計と製作

IN LINE分析による
反応モニタリング・
システムの開発

連続フロー合成
パイロットプラント
による試験製造

MiChSは化学品製造に「最先端フロー合成」による解決策を
提示します。

Company Profile

株式会社MiChS 本社

所在地
〒581-0851 大阪府八尾市上尾町4-1-3
Google Map
設立年月日
2007年(平成19年)4月2日
資本金
10,020,000円
代表者
佐藤 正明
事業内容
  • フローリアクター関連装置の開発・製造・販売
  • フロー化学プラントの設計・開発
  • フロー化学製造に関するコンサルタント業務

MiChS スマート化学研究所

所在地
〒660-0083 兵庫県尼崎市道意町7-1-3-603 (ARIC)
Google Map
TEL
06-4950-8196
アクセス
  • JR 尼崎駅よりタクシーにて 約15分 (5km)
  • 阪神電車 出屋敷駅より徒歩8分
  • 阪神電車 尼崎センタープール前より徒歩8分